Yamaha 2004 Annual Report Download - page 39
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Please find page 39 of the 2004 Yamaha annual report below. You can navigate through the pages in the report by either clicking on the pages listed below, or by using the keyword search tool below to find specific information within the annual report.品、FA・金型部品は前期に比べ増収となり、セグメント全体では、前期に比べ
52億円(24.4%)増加し、261億円となりました。
地域別売上高の状況
地域別には、日本国内では、楽器、住宅設備機器、レクリェーション等の消費者
向け製品およびサービスにおいて全般的に厳しさが継続しましたが、半導体が
前期に比べ大幅な増収となり、全体売上高は前期比2.8%増の3,208億円とな
りました。
北米は、ドル安影響により、円貨ベースでの売上高は前期比3.4%減の867
億円となりましたが、米ドルベースでは伸長しました。
欧州では楽器、AV機器とも全般的に堅調に推移したことに加え、ユーロ高の
影響もあり、売上高は前期比8.1%増の835億円となりました。
また、その他の地域では、韓国、中近東等で楽器が伸長したことにより、前期
比6.2%増の486億円となりました。一方、中国は、期初のSARS影響を払拭
できず、期待はずれの結果に終わりました。
売上原価と販売費及び一般管理費
売上原価は、前期に比べ増収となったものの、5億円減少しました。売上総利
益は、152億円増の2,017億円となり、売上総利益率は前期の35.5%から
37.4%へ1.9ポイントの大幅な改善となりました。主な改善要因は、ユーロ高
を中心に、為替益が50億円発生したことに加え、売上原価率の低い半導体が増
収となったことがあげられます。
販売費及び一般管理費は、退職給付費用を含めた人件費の増加に加え、広告
宣伝費の増加等により、前期に比べ22億円増加し、1,566億円となりました。
なお、売上高販管費比率は、前期の29.4%から29.0%へ0.4ポイント減少し
ました。
以上の結果として、営業利益は前期に比べ130億円増加し、451億円となり、
前期に続き2期連続で、過去最高益を更新することができました。
事業セグメント別の営業利益は、楽器事業がユーロ高に伴う為替益の発生や
増収による増益要因もありましたが、SCMの展開による在庫削減のために生
産を減少させたことや、国内での今後の楽器ビジネスの活性化のために、期後
半に広告、テレビCM等を拡大したことにより、前期に比べ7億円増の105億円
と小幅の増益にとどまりました。
日本
北米
欧州
アジア・オセアニア
・その他の地域
2003年3月期
2004年3月期
地域別売上高の推移
(単位:百万円)
0 100,000 200,000 300,000 400,000
320,809
86,671
83,473
48,552
-5,000 5,000 15,000 25,000 35,000
10,480
4,418
1,462
30,018
楽器
AV・I T
リビング
電子機器
電子金属
レクリェー
ション
その他
2003年3月期
2004年3月期
セグメント別営業利益の推移
(単位:百万円)
△1,110
△211
0
ANNUAL REPORT 2004 37